連結消去・修正仕訳
監修者:公認会計士 飯塚 幸子
	
	
	連結消去・修正仕訳とは、各社の個別財務諸表を合算しただけでは、企業集団の実態を適切に表わせない項目がある場合に、あるべき連結財務諸表上の数値に置き換えるための仕訳をいいます。
連結調整仕訳、連結消去仕訳、連結仕訳など,様々な呼び方がありますが,当サイトでは,連結消去・修正仕訳と呼びます。
具体的には以下のような種類が挙げられます。
連結消去・修正仕訳の種類
- 投資と資本の相殺消去
 - 当期純損益の按分・配当金の振替
 - のれんの償却
 - 内部取引の相殺消
 - 貸倒引当金の調整
 - 未実現損益の消去
 - 連結手続上の税効果会計
 
連結財務諸表の作成においては、これらの連結消去・修正仕訳の内容を理解することが重要です。これらは日々の取引を記帳するという意味での“仕訳”とは、まったく異なる位置づけの仕訳であり、各社の個別財務諸表を合算した後に行われる仕訳であるということを忘れないようにして下さい。

			
			
			
			
	
	