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子会社が保有する親会社株式を親会社に譲渡した場合には、子会社の個別財務諸表では株式の売却損益が計上され、それに対応する税金費用も計上されています。損益取引消去を行うことによって、売却損益そのものは連結財務諸表上消去されますが、税金費用はそのままになっています。企業集団全体で考えると、この税金費用は資本取引から生じたものなので、親会社の持分に相当する金額は資本剰余金から控除することになります(連結税効果指針17-2項)。