未実現損益
みじつげんそんえき

未実現損益とは、連結会社相互間の取引によって取得した資産が期末に残っている場合に、その中に含まれる未実現の損益をいいます。連結会計上、未実現損益は全額消去する必要があります。ただし、未実現損失については、売手側の帳簿価額のうち回収不能と認められる部分は消去しません。
また、売手側の子会社に非支配株主が存在する場合には、未実現損益は、親会社と非支配株主の持分比率に応じて、親会社の持分と非支配株主持分に配分します。

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関連する条文等

連結財務諸表に関する会計基準36、38