連結会社間のキャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書上、相殺消去する必要があります(CF実務指針19項)。連結キャッシュ・フロー計算書上に計上される各キャッシュ・フローは、連結会社が外部の会社と行った取引のみになります。

なお、連結会社間の取引で未達取引が存在する場合には、未達取引を調整した上でキャッシュ・フローを相殺消去します。

未達取引がある場合

(前提条件)

未達取引
連結精算表(未達がある場合)

このような場合、下図のように連結キャッシュ・フロー仕訳で未達取引を計上した上で、連結会社間のキャッシュ・フローを相殺消去することになります。

連結キャッシュ・フロー精算表
連結キャッシュ・フロー精算表
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