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連結キャッシュ・フロー計算書を作成する方法には、各社の個別キャッシュ・フロー計算書を作成して合算し、連結会社相互間のキャッシュ・フローを相殺消去して作成する方法(原則法)(CF作成基準第二三)と、連結貸借対照表の前期と当期の差額と、連結損益計算書の金額に基づいて作成する方法(簡便法)(CF実務指針47項)の2つの方法があります。両社は作成方法の違いですので、どちらの方法で作成したとしても、連結キャッシュ・フロー計算書の結果は一致します。

また、どちらの方法を採用した場合であって、連結キャッシュ・フロー計算書の作成は、連結キャッシュ・フロー精算表を用いて行うのが通常です。

原則法による連結キャッシュ・フロー計算書作成の流れ
原則法による連結キャッシュ・フロー計算書作成の流れ
簡便法による連結キャッシュ・フロー計算書作成の流れ
簡便法による連結キャッシュ・フロー計算書作成の流れ